あーまた旅に出たい。
特に真夏の北海道をチャリで走り回りたい…と、思うようになってしまいました。
北海道と言えば自然豊かでご飯も美味しいし、節約しようと思ったらライダーハウスか格安のキャンプ場に宿泊して、ご飯はセコマの100円パスタでも食べれば良いし。
それに無料キャンプ場も沢山あるので、貧乏旅にはこの上なく優しい地、北海道。
旅人の聖地と言っても過言じゃない程に素晴らしい場所だと思います。
ちょっと珍しい宿泊施設だと、鉄道遺産にも格安or無料で泊まる事ができ、多くの鉄道ファンや旅人が集まります。
そんな訳で本日は、北海道でちょっと変わった宿泊ができる、鉄道遺産を数ヶ所まとめてみました!
道の駅おこっぺ
開設期間 | 毎年5月から10月頃まで |
利用料金 | 無料 |
住所 | 〒098-1614 北海道紋別郡興部町字興部幸町 |
電話番号 | 0158-82-2385 |
興部町のジョイパーク内にある、道の駅おこっぺ。
敷地内には、廃線となった名寄本線の歴史を展示した興部交通記念複合施設「アニュウ」や、ディーゼル車両を改装したルゴーサ・エクスプレスがあり、ルゴーサ・エクスプレスは簡易休憩所兼、簡易宿泊施設として利用する事ができる。
簡易宿泊施設「出あいの宿」は、午後4時から翌朝10時まで。簡易休憩所「語らいの舎」は午前9時から午後6時まで利用でき、出あいの宿を利用する場合は交通記念館にて受付を行います。
利用料金は無料でトイレや水道も利用可能で、近くにスーパーやホームセンターもあり。
興部町公衆浴場も近くにあり、営業時間は17:00~21:00(4月~10月は日曜、11月~3月は火、木、日曜定休日)で入浴可能。

五鹿山(ごかざん)公園キャンプ場
開設期間 | 5月1日から9月30日まで |
利用料金 | 列車に宿泊する場合は無料 |
住所 | 〒099-6323 北海道紋別郡湧別町北兵村 |
電話番号 | 01586-2-3141 |
サロマ湖からほど近い、紋別市の五鹿山公園内にあるキャンプ場。
オートキャンプ場内に列車があり、列車に宿泊する場合は無料で泊まる事ができる。
普通にキャンプがしたい場合は有料なので注意。
入浴したい場合はキャンプ場内のコインシャワー(有料)を利用するか、キャンプ場から西に約2kmの場所に、道の駅かみゆうべつ温泉チューリップの湯で。

かみゆうべつ温泉の周辺にはスーパーやコンビニ、食事処もあるので入浴がてら食事を取るのも良いかもしれませんね。
計呂地交通公園
開設期間 | 5月1日から10月31日 |
利用料金 | 駅長の家 500円 客車300円(子供はどちらも半額料金) |
住所 | 〒093-0651 北海道紋別郡湧別町計呂地2620 |
電話番号 | 090-7051-5656 |
サロマ湖沿いに位置する、旧計呂地駅をそのまま保存した公園。
公園内にはSL「C58」が展示されており、SLに連結した客車と元保線区詰所であった「駅長の家」に宿泊することができます。
受付は管理室で大体19時まで受け付けています。
もし19時以降に入る場合は、21時頃に管理人さんがもう一度来るのでその時にお願いしましょう。
駅長の家には炊事場があり、レンジや冷蔵庫まで完備されているので自炊も可能。
公園すぐ横の斎藤商店では牡蠣やホタテが安く販売されているので、存分に海の幸も楽しめそうです。
コインシャワーも5分100円で利用できますよ。
グローバル体験施設若原(旧:ところ昆虫の家)
開設期間 | 不明 |
利用料金 | 200円 |
住所 | 〒093-0334 北海道北見市常呂町137番地 |
電話番号 | 090-8632-0995 |
佐呂間町と北見市の境、山間に位置するグローバル体験施設若原(旧:ところ昆虫の家)
簡易宿泊所として改造された列車に宿泊する事ができる。
山間の自然豊かな場所にある為、初夏にはホタルを見る事もできるようです。
携帯は一部圏外のようですがWI-FIは利用できるもよう。
入浴は別途300円を支払えば、解放感抜群の五右衛門風呂を管理人さんが用意してくれます。
周辺には何もないので、事前に買い出しを忘れずに。
相生鉄道公園
開設期間 | 5月~10月頃 |
利用料金 | 無料 |
住所 | 〒092-0361 北海道網走郡津別町字相生80 |
電話番号 | 不明 |
道の駅あいおいに隣接する相生鉄道公園。
国鉄時代の駅舎やホーム、鉄道車両が保存されており、この中の車両の一つに宿泊する事ができます。
受付は車両内にある用紙に記入するだけ。
車両内にはコンセントがあり電灯も自動で点くが、21時には自動で消灯される点にご注意下さい。
トイレや水道は、道の駅あいおいで24h利用できます。
入浴施設は付近に無し。

下川駅跡 にぎわいの広場
開設期間 | 5月~10月末頃まで |
利用料金 | 無料 |
住所 | 〒098-1203 北海道上川郡下川町共栄町6−1 |
電話番号 | 01655-4-3434 |
下川町バスターミナル合同センター西側に位置する、下川駅跡にぎわいの広場。
気動車の車内に無料で宿泊する事ができる。
気動車は2両あり、片方は火気厳禁、もう一両の方は中で調理可能との事。
受付は月~金曜日の8:00~19:00で電話予約も可能だが、当日受付で宿泊する場合はバスターミナル管理室で行い、空きがあれば利用可能。
車内はフローリングになっており、コンセントも利用可能と旅人にはありがたいですね。
入浴は車で10分程の五味温泉が良さそうです。
富内銀河ステーション(富内鉄道公園)
開設期間 | 不明 |
利用料金 | 500円 |
住所 | 〒054-0364 北海道勇払郡むかわ町穂別富内61 |
電話番号 | むかわ町役場穂別支所 0145-45-2111 |
旧国鉄富内駅の施設を残した富内鉄道公園。
宮沢賢治の銀河鉄道に倣い富内銀河ステーションとも呼ばれ、空に伸びるレールなども置かれている。
以前はふじ屋商店で受付を行っていたが、閉店により受付はむかわ町役場穂別支所に引き継がれました。
付近には自販機位しかなく、買い物できる場所は無いのでご注意を。
入浴は公園近くにある富内生きがいセンターで。
営業時間は火、木、土が15時~20時、日曜が13時~で料金は300円となっています。
ライダーハウス平取
開設期間 | 5月~9月 |
利用料金 | 大人600円 小人300円 |
住所 | 〒055-0411 北海道沙流郡平取町振内町 |
電話番号 | 役場振内支所 01457-3-3211 |
振内鉄道記念館に隣接するライダーハウス平取は、鉄道記念館の客車に宿泊する事ができます。
トイレ、洗面台、コインシャワー(10分200円)が併設されており、セイコーマートが近くにあるので買い出しに便利。
鉄道記念館には鉄道用具や振内駅構内の模型等、旧国鉄富内線の歴史を伝える資料が展示されており、公園内にはD-51も展示されている。
展示室は平日のみ9:00~16:00開館、施錠されているので、見学希望者は内支所に連絡をすれば見学できるとの事。
また、付近の食事処、じゃんけんぽんのハンバーグは中々評判。
他にもステーキ丼やじゃんけんぽん丼も人気のようです。
ライダーハウス旧萱野駅
開設期間 | 5/1~10月末 |
利用料金 | 1000円 |
住所 | 〒068-2166 北海道三笠市萱野534−2 |
電話番号 | 01267-2-7497 |
三笠市の旧萱野駅の、外観を損なわないよう改装したライダーハウス。
洗濯機、ガスコンロ、冷蔵庫、電子レンジの備え付けがあり、シャワーも利用できます。
スーパー、コンビニが少々離れているので、チャリダーや徒歩の方は事前に買い出しを済ませてから向かった方が良いかもしれません。
さいごに
北海道の鉄道遺産に宿泊できる場所のまとめでした。
なかなかリーズナブルに泊まれるので、ライダーや旅人にも人気のある鉄道遺産。
普段と違う、非日常を味わう手段の一つにいかがですか?
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