独特の世界観を持つ漫画、「ドロヘドロ」
ショッキングな描写も多く、とてもディープな作品だと個人的には思っています。
一時期ネットで話題になりましたが、アニメ化されたことで話題が再燃し始めましたね。
そんな訳で本日はドロヘドロについてちょこっと書いて行こうと思います!
ドロヘドロ
2000年から連載がスタートし、2018年までの18年に及び連載されたドロヘドロ。
18年の連載と長期間に渡って連載されたため、小学館の漫画雑誌4誌をまたいでの連載となりました。
私の記憶が正しければ、10巻~辺りから某ネット掲示板で面白いと口コミが広がり、じわじわと人気を伸ばしていった作品だったと記憶しています。
私もドロヘドロの存在を知ったのはとあるまとめサイトでした。
当時は週末ネカフェに泊まるのにハマっており、結構話題になってきてるし読んで見るかーぐらいの感じで読み始めたのですが…これがまた滅茶苦茶面白く全巻揃えるにまで至ってしまいました。
あらすじ
扉の向こうからやって来る魔法使いよって爬虫類の様な顔に変えられ、記憶まで失ってしまった主人公のカイマン。
カイマンは自分の記憶と人間だった頃の姿を取り戻す為、友人のニカイドウと「ホール」に来る魔法使いを狩る日々を送っていた。
時折フラッシュバックする記憶、そしてカイマンの中に潜んでいる謎の人物はいったい誰なのか?
それはまだ…混沌の中。それが…ドロヘドロ!
全体的に暗く、ジメジメした雰囲気を持つダークファンタジー作品のドロヘドロ。
エグイ場面も多く、人がまるで物のように壊されたり死んだりします。
その人が〇されるシーンも、内臓が…血が…とリアリティーがあり、グロ耐性が少ない方は辛いかもしれません。
しかし、そんな退廃的で殺伐とした重苦しい描写とは裏腹に、飄々とした登場人物やブラックジョークが散りばめられており、そこまで重く感じさせない不思議な魅力をもつ作品でもあります。
そして本作品の一番の謎である、カイマンと、中に住む謎の人物。
これらの謎を巡るストーリーは必見。
次第に明らかになってゆく謎は重厚で、作風と相まってマジで面白いです。
1/12からアニメの放送も始まりました。

「そのあまりにショッキングでカオスな内容が故、映像化不可能と思われていた衝撃作」と昔から言われていたので、アニメ化したのは本当に驚きです。
こんな内容(誉め言葉)を公共の場で流していいのか…とw
どんな感じに仕上がったのか…と恐る恐るアニメ版も視聴してみましたが、エグイ感じは相変わらずですが、ややマイルドになっていました。
それでも耐性が無い人にはやっぱり辛いかもしれませんね。
1話の最後とか。
とは言え面白い作品には変わりないので、耐性のある方、怖いもの見たさのある方はご覧下さいませ!
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