先日の「放課後ていぼう日誌」と同じく、週末の予定が流れてしまったのでまだ読んだことの無い漫画を開拓シリーズ?です。

今春アニメ化もされたアルテの1~2巻のKindle版が無料だったの読んで見る事にしました。
アルテのアニメ公式サイトはこちら

※多少のネタバレを含むのでご注意下さい。
アルテ
あらすじ
16世紀初頭・フィレンツェ。芸術など文化活動が花開いたルネサンス発祥の地。 そんな活気あふれる華やかなる時代に、貴族家生まれのアルテが画家工房への弟子入りを志願する。 女性がひとりで生きて行くことに理解のなかった時代、様々な困難がアルテを待ち受ける。
タイトルは知っていたけど中々読む機会に恵まれなかったアルテと言う漫画。
アニメ化記念で1~2巻が無料、3~4巻が安くなっていたのでとりあえず無料の1~2巻を読んで見る事にしました。
アルテが暮らすのは16世紀初頭のフィレンツェ。
中世の後の時代、ルネサンス期が舞台となります。
ルネサンスとはフランス語で再誕を意味する言葉で、中世の暗黒時代から脱却し、新しい時代に再誕する時代に生を受けたアルテ。
彼女は貴族の娘として生まれ、様々な教養を身に着ける為に沢山の習い事をさせられていました。
全ては将来良い家柄に嫁ぐ為。
その多くの習い事の中で唯一興味を示したのが絵を描く事でした。
母親はアルテの将来を心配して絵だけを描かせる事に反対していましたが、父親は理解を示してくれアルテに絵を描かせ続けてくれたのですが…
理解者であった父親が急死してしまいます。
そしてある日、描き貯めた絵を母親に燃やされてしまったアルテは母親に「将来まともに生活をしたいと思ったら殿方に気に入られるしかない」という母親の考えに疑問を抱き、自分一人、画家になって生きて行こうと決意するのでした。
しかしその決意もつかの間、男尊女卑が色濃かった時代でまともな仕事は男しか就くとこができず、工房に入ろうとも「女だから」との理由でどの工房でも断れてしまいます。
初めて理想と現実のギャップを知ったアルテですが、ここで諦めるような彼女ではありませんでした。
何件も工房を回りなんとか弟子入りを果たしたアルテ。
愚直なほどに真っ直ぐとした性格で時には軋轢を生みだしますが、工房での生活を送るうちに少しづつ成長して考えるようになっていきます。
彼女はこれからどのような道を辿るのでしょうか?
1~2巻を読んで最初に思ったことは、絵が上手くて雰囲気が良く出ているなーと。
ルネサンス期の街並みや喧騒や人々の生活と、細かく書き込まれており魅入ってしまいました。
そしてアルテの性格。
ドジっ子な反面とてもポジティブな思考の持ち主で、彼女の諦めない性格は見ていて応援したくもなるほどです。
それともう一つアルテの母親について。
普通に読んでいるとアルテの考えに否定的でなんか嫌なキャラに見えてしまいますが、巻中のおまけページを見て本当にアルテの事を思っての行動なんだなとしみじみしてしまいました。
夫を亡くし没落する可能性すらある家を、旦那の代わりに長となってまとめ、アルテの事だけではなく使用人の事まで考えて動いている母親を見てこれが親心なんだろうなーと感じさせてもらえました。
さいごに
そんな感じでアニメも放送中のアルテについてでした。
普通に面白い漫画だったので、興味が湧いた方は無料の1~2巻だけでも如何ですか?※無料はkindle版のみですのでご注意下さい。

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