PDFや英語の電子書籍を利用する場合、知らない英単語が出てくると文章をコピーしてそのまま翻訳ができないので少々面倒ですよね…。
特に長文だった際は手打ち入力するにも時間が掛かり煩わしく思ってしまいます。
どうにかして簡単に翻訳する方法が無いかと色々調べてみると、コピーできない文章をOCRにかけて自動的に翻訳してくれるツール【Capture2Text】を見つけました。
試しに使ってみるととっても便利なツールだったので、本日はCapture2Text導入方法と使い方について書いて行こうと思います!
Capture2Textとは
Capture2TextとはOCR(Optical Character Reader)ソフトで、簡単に説明すると「画像内などにある文章ををテキスト化してくれる機能」と、「テキスト化された文章を自動で翻訳してくれる機能」を併せ持った便利なツールで無料で利用する事ができます。
デフォルトでは英語、フランス語、ドイツ語、日本語、韓国語、ロシア語、スペイン語がパッケージされており、追加のOCR言語をインストールする事で他国の言語に対応する事も可能。
対応OSはWindows7・Windows8・Windows8.1・Windows10
Capture2Textと追加のOCR言語は公式サイトよりダウンロードする事ができます。
Capture2Textの使い方
Capture2Text ダウンロード
まずはCapture2Text公式サイトからダウンロードしてきましょう。
目次のダウンロードをクリック。
次にCapture2Textダウンロードページをクリック。
最新バージョンをダウンロードをクリックすればDLが始まります。
最後にダウンロードしたファイルを解凍すれば準備は完了です。
続いて設定を行っていきましょう。
Capture2Text 初期設定
そのままでも使えますがより簡単に使う為に初期設定を行っていきます。
解凍したCapture2TextのファイルからCapture2Textをダブルクリック。
するとタスクトレイにCapture2Textのアイコンが表示されるので、隠れているインジケーターを開き
Capture2Textのアイコンを右クリックしSettingをクリックします。
Hotkeysの設定
Hotkeysとはショートカットキーの意で、初期設定だとWindowsキー(Windowsマークが入ったキー)+QがCapture2Textを起動するショートカットキーに登録されています。
特にこだわりが無ければデフォルトのままで問題ありませんが、一応設定を変えれるという事だけ覚えておくと良いでしょう。
Outputの設定
お次はOutputの設定に移ります。
こちらで行う変更は1つ、Keep line breaksのチェックを外すだけ。
Keep line breaksとは改行の有効化の設定で、こちらにチェックが入ったままだと複数行の翻訳を行う場合に改行が文章の終わりと認識され翻訳がおかしくなってしまいますので、チェックを外しておいた方が無難です。
Translateの設定
最後に翻訳の設定を行います。
Translate欄の
Append translation to clipboard
(翻訳をクリップボードにコピー)
Show translation in popup window
(翻訳をウインドウでポップアップ)
にチェックを入れます。
翻訳をクリップボードにコピーは日本語翻訳のみを表示させたい方はチェックを入れなくて問題ありません。
続いてOCR LanguageのEnglishの右側、Translate To (usinq Gooqle Translate)をJapaneseに変更。
※Translate To (usinq Gooqle Translate)➡翻訳(Google翻訳を使用)
英語以外の言語も日本語翻訳しい場合は翻訳した言語のTranslate To (usinq Gooqle Translate)右側の欄を併せて変更しておきましょう。
最後に設定の変更を設定画面右下のOKをクリックし反映させます。
これで設定の変更は完了です。
お疲れさまでした!
Capture2Textを実際に使ってみた
設定が終わったら実際に使ってみましょう。
とりあえず私が良くプレイしているゲーム、MTG アリーナの言語を英語に変えて試して見ました。

ゲームを起動させ、翻訳したい文章を見つけたらWindowsキーとQを同時に押しCapture2Textを開き、翻訳したい文章を囲みます。
すると…
バッチリ翻訳されました!
Capture2Textは本当に便利なので、洋ゲーやPDFの翻訳にお困りの方は是非試して見て下さいませ!
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