先日フリスク缶でアルコールストーブを自作しました。

使用する際はダイソーの100円五徳が使えたのでそれでもいいかなーと思っていたのですが、やはり専用の、そしてフリスク缶の中に収納しておける五徳が欲しくなってしまったのでまたまた自作する事にしました。
フリスクストーブにも使える超軽量アルコールストーブ五徳
材料
使う材料は2つ。
光 ステンレス線 400×1.0mm SM400-10の内2本。
工具

作り方
アルミパイプをパイプカッターで75mmにカットしたものを3本作ります。
長さがずれてしまったらヤスリなどで削って長さを整えてあげましょう。
柔らかいアルミ素材なので紙やすりでも十分削れますよ。
写真では分かりにくいですがパイプカッターは外側から圧力を掛けてパイプを切るので、断面の穴がカット前より少しだけ狭まっています。
この穴に直径1mmのステンレス棒を2本差し込むのですが、穴が狭まった状態では2本差す事ができません。
そこで径2mmのピンバイスをグリグリと差し込み元の大きさに戻してあげましょう。
3本ともピンバイスで径を整えたらお次はステンレス線を90mm(光 ステンレス線 400×1.0mmを使う方は100mmでもOK)にカットしたものを6本作ります。
ステンレス線をカットしたら写真のように両端10mm(100mmにカットした方は15mm)をペンチで曲げてコの字にしていきます。
写真では1本そのままですが6本全て曲げていきましょう。
カットを失敗し長さがまちまちになってしまったら曲げる所で上手く修正すればOK。
最後にパーツを組み合わせて…
完成です!
パイプ内径とステンレス線の径が同じなので若干挿しにくいですがお陰ですっぽ抜ける事も無く、中々良い感じにできたと思います。
それでは実際に使えるかどうか試して見ましょう。
実際に使ってみるテスト
試しに400ccの水を張ったスノーピークのクッカーを乗せてみました。
お湯を沸かす程度なら問題無さそう。
缶コーヒーも乗せれるので缶詰などもそのままいけますね。
とは言え実際に火を使ったら歪んで倒れてしまうかもしれないので、実際に火を付けてテストしてみましょう。
まずは以前作ったフリスクストーブから。
フリスクストーブ用に作っただけに収まりは良い感じです。
火を付けるとこんな感じ。
クッカーを乗せてみると火がクッカーをはみ出すことなく当たっていました。
流石に五徳からはみ出す感じ。
火を付けてみると…
使えなくはない感じでした。
そして気になる熱による変形ですが、フリスクストーブで15分、火力が強いアルミ灰皿の方で15分、合計約30分程テストしましたが特に変形は見られず。
支柱もアルミなので少し心配でしたがこの通り。
これなら安心して使う事ができそうです。
そして勿論フリスク缶の中にパッキングする事ができ、蓋もちゃんと閉まりますよ。
材料と工具さえあれば簡単に作れちゃうので是非チャレンジして見て下さいな!
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