将国のアルタイル23巻はいつ発売するんだーと調べていたら、Amazonでkindle版が1~2巻無料でした。
美しい絵と異国情緒溢れる街並み、そしてそれらに似合わぬ戦記物の物語の将国のアルタイル。
この作品がかなり面白いので、少しだけ紹介しようと思います!
※多少のネタバレを含むのでご注意下さい。
将国のアルタイル
あらすじ
犬鷲使いの少年将軍、乱世に挑む! 二大国家を揺るがすエキゾティック英雄譚! ――かねてより対抗してきたトルキエ将国とバルトライン帝国。ある夜、帝国の大臣が暗殺され、2つの国は一触即発状態に! 開戦を望む将軍たちの中、マフムートは暗殺の裏に潜む事実に気付く!! 国を守り、人を信じ、動乱を平和に導くため、若き少年将軍マフムートの戦いが、今、ここに始まる!!
本作の主人公は最年少でトルキエ将国の将軍となった、犬鷲のマフムート。
彼の英雄譚描いた物語になります。
マフムートが暮らすトルキエ将国は国土ほとんどが砂漠と草原に覆われた遊牧の国であると共に、世界の富の9割がそこを通ると言われる、商隊の街道と海の街道、その2つが交差した交通の要衝に位置する豊かな国でもありました。
将国は十三の州で構成されており、それぞれの州を管理する十三人の将軍がおり、マフムートもその一人です。
強大な軍事力を誇るバルトライン帝国とは予てからいざこざが絶えず、ある夜に帝国の大臣が暗殺された事をきっかけに、有史以来初めての大陸全土を巻き込んだ「ルメリア大戦」が幕を明けてしまうのでした。
トルキエ将国の10倍もの軍事力を持つ帝国の侵攻に備えるべく、マフムートは各地を回り大トルキエ体制に移行する為に各地を奔走する事になります。
有史以来の大戦、勝利の女神はどちらに微笑むのでしょうか?
以上があらすじでした。
本作は架空戦記ものと言う事で、将国と帝国の対立を中心に描かれていますが、ただただ表立った争い事を描くだけではなく、両国の思惑や伝統、美学などが美しい絵で描かれており、とても楽しめる作品です。
大トルキエ体制に移行する為に世界各地を回るマフムートの成長と、国々の特色と美しさ、そして登場するキャラクター達も敵味方の隔てなく魅力的なのも印象深いですよ。
1~2巻には登場しませんが、のちのち登場する四諸王達、極寒の地に位置する小国、ウラドの姫君、帝国の将達と、印象に残るキャラも多くそれぞれが持つ矜持も憧れる程カッコいい。
ここだけの話ですが、トルキエ十三将の一人、幸運のヌルザーン将軍の登場で何かに目覚めそうになったのは内緒の話です。
ストーリーは若干重いですが読んで損はしない作品ですので、無料の1~2巻だけでもお読み頂けたら嬉しいです!
さいごに
2020/3現在22巻まで発売されており、物語は佳境を迎えています。
大トルキエVS帝国の戦いの行方はいかに!
本作の他にもスピンオフ作品やアニメ化もされているので、もし気になった方は是非そちらも御覧下さいませ!
将国のアルタイル嵬伝/嶌国のスバル(1)もkindle版が現在無料で読む事ができます。
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